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建学の理念

静岡英和学院は、2017年11月26日をもって創立130周年という節目を迎えます。その歴史を紐解くと、1887年(明治20年)、静岡県下最古の女学校「静岡女学校」の開校に遡(さかのぼ)ります。 静岡女学校は、当時、教育の機会に恵まれていなかった女子に対し、静岡の地において高い知性と教養を与えることを目的に、静岡メソジスト教会の日本人牧師の提唱に、当時の静岡県令等の地方有力者が賛同支援し、カナダ・メソジスト教会婦人伝道会社の積極的参加を得て、創立されました。本学院の建学の理念の根底には、カナダ・メソジスト教会及び婦人伝道会社のキリスト教精神と、県令(県知事)を始めとする当時の静岡の人々の教育にかける熱意があり、それは、

① 静岡の地に教育振興の場を設けること
② 教育振興のために、キリスト教の基づく人間教育を実践すること

という2点に凝縮されています。

この2点を踏まえ、創立以来、キリスト教に基づく人間教育を実践し、静岡の地に多くの有為の人材を輩出してきました。本学院は、2002年に男女共学の4年制大学「静岡英和学院大学」を設立し15年目を迎えています。また、「静岡英和女学院短期大学」も同年に「静岡英和学院大学短期大学部」に改組改変し、そして、2011年には男子学生の受け入れを開始し、今日に至っております。こうした背景のもと、大学・短大の「男女共学」と「女学院」というイメージのミスマッチを払拭するため、学校の設置母体である法人名称を2016年4月から「学校法人静岡英和女学院」から「学校法人静岡英和学院」に改称いたしました。中学校・高等学校については、6年一貫の女子教育を継続し、静岡英和女学院中学校・高等学校として歴史を積み上げています。 現在、少子高齢化、人口減少、人口の一極集中などの急速な社会変化を迎え、学校法人を取り巻く環境は一段と厳しさを増しておりますが、本学院は、今一度130年前の設立者たちの想いに立ち返り、地域社会に所在する学校として、建学の精神に立脚した学校教育を実践していきます。

静岡英和女子学院 理事長 石井博文


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